POLYSICS
ヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)
単行本を何度も読んで、BLACKな環境ではたらく細胞たちの世界観をイメージしました。
読んでいくと「辛い、大変、こんな仕事まっぴらだ」というネガティブなキーワードが目に入りますが、「赤血球」の「この体を良くしたい!なんとか体内に酸素を届けるんだ!」という強くアツい気持ち・前向きな部分をフィーチャーしてこの曲を作りました。
これまで何度かアニメの主題歌やエンディングを担当したことはありましたが、ここまでアニメの世界観を意識して作ったのは初めてで、結構大変でした…(笑)。
POLYSICSというバンドは20年以上活動していて、それはもうブラックな環境でライブ、レコーディング、MV撮影など色々やってきました。
もちろん辛く大変なことはありますが、それ以上にライブハウスでお客さんの前で自分達の曲を演奏できる楽しさは、かけがえのないものだと思っています。
今はコロナ禍でこういう状況ですが、またこれまでのような活動が再開出来た時には「赤血球」が酸素を運ぶかのように、全国のファンの皆さんに自分たちの音楽を届けたいと思います。
そして今回ゲストボーカルで参加してくれたキュウソネコカミのヤマサキセイヤくん。ありがトイス!
キュウソネコカミも止まらず走り続けているバンドで、POLYSICSとは何度も共演した大好きなバンドです。
この曲をセイヤくんとのツインボーカルでレコーディング出来たことはとても嬉しいです!
はたらく細胞BLACKを読んだら、もっと自分の身体のこと大事にしてあげたくなりました...
不規則な生活をしがちなバンドマンの身体を守るのは結構大変だろうと思います、細胞たちごめん笑
今回ゲストボーカルのお誘い受けてめちゃくちゃ嬉しかったです!
レコーディングからフェスでのサプライズ初披露までむっちゃ楽しかったです!
緊張して向かったレコーディングは、ディレクションがスムーズ!!!
は、早い...!やりやすい...!優しい...!先輩の貫禄を感じました...!!
ぶっつけ本番サプライズ初披露はステージ上がるまで、心臓バクバクでした笑
上がったらドカーン!!お客さんも盛り上がっていて最高でした!
今後もどこかのステージでまた是非とも一緒に演りたいです!!
僕らも走り続けます。
今回、オープニングに続いてエンディングも担当させていただきました。
体内を会社に例えた社歌的な曲になっていて、このアニメに登場する細胞たちが全員で歌っているイメージで作りました。
オープニングは「力強く頑張っていこう!」と鼓舞するような曲ですが、エンディングの方は飲み屋でこぼす愚痴というか、 「まぁ、お互い大変だけどさ、頑張っていこうよ」的な曲になっています。
そして今回、赤血球役・白血球役で出演されている榎木淳弥さん、日笠陽子さんにゲストボーカルとして歌っていただきました!
レコーディングの時にディレクションさせていただきましたが、本当にお二人とも素晴らしい声でとても気持ち良くレコーディング出来ました。
ありがとうございました!
そういうわけで、『はたらく細胞BLACK』をご覧のみなさんが仕事などで疲れた時に、この曲を聴いて少しでも「明日もがんばろうかな…」という気持ちになっていただけたら嬉しいです。
オープニング「走れ!」、エンディング「上を向いて運ぼう」をよろしくお願いします!